12月26日 4泊5日 紀伊半島 

早起きが苦手な二人が4時半に起きて旅行の準備をし、6時に家を出発した。
東名に乗る時は決まって足柄SAのドッグランに寄るのだが、
せっかくの遠出なので、いつもとは違うSAに
しようと牧の原SAをセレクトした。→
ちょっとした芝生の広場や遊具があり、
寒中にササっと遊ぶのにぴったりのSAだった。


渋滞もなく1泊目の宿泊地、奈良に2:00到着。
奈良公園を散策する。

南大門前は鹿だらけ。
人にはフレンドリーな鹿たちも犬に対しては
威嚇してくることも多々あり。
まるは興味シンシン。
飼い主のほうがビビッてます。

1日目 我が家〜奈良

東大寺の大仏殿・二月堂・三月堂や春日大社、興福寺五重塔などをのんびり散歩。
途中、甘酒を飲んだり、おせんべいを齧ったり、お土産を買ったりしながら、
2時間のんびりと奈良公園付近を散策。
大仏どころか、お寺も灯篭さえも苦手な私でしたが、
これだけあるとさすがに慣れました。
でもやっぱり、大仏さまは見ませんでした。有料だったし。

1泊目の宿は、ホテルニューわかさ
という小さめホテル。
奈良公園徒歩圏内という立地の良さ。
のあまり、チェックイン前の駐車は宿泊者でも有料。
ちと、セコくない?

(注)
←たーちゃんは不自然に見えるほどフサフサですが、
100%自毛です。念のため。

2日目 奈良〜熊野

若草山の近くのCAFEで
甘酒をいただきました。
あったまる〜

まるめろの生まれ故郷、わんべぃびぃ〜さん(あきちゃん)の実家に寄らせていただきました。
まるは空輸にて我が家にやってきましたので、今回が初めての訪問です。
が、あきちゃんとはいつもネットでお世話になっているためか、初めて会った気がせず、
楽しいひとときを過ごすことができました。
特にあきちゃんのママンとは、ずっと昔から知り合いだったような錯覚を覚えるほど、
フレンドリーで若くてナチュラルメークな関西マダムでした。

あきちゃんの
ママンと

まるめろの姉妹のマロンちゃん。
マロちゃん、ブジュくんたちと一緒に生まれた正真正銘の姉妹です。

ミツキちゃんは、レオンくん、ちょしちゃん、
ボニータちゃんと一緒生まれの兄弟です。
まるはいつもお散歩広場で、たくさんの犬に会っているけれど、
ボール命で、他のコとほとんど遊ばないの。
でも、マロンちゃんとミツキちゃんとは通じるものがあったのか、
相撲をとったり、追いかけっこをしたりと、パピーの頃のようにハシャギ回っていた。
楽しそうに遊ぶ2匹を見て、ほのぼのした気持ちになりました。
マロンちゃん、ミツキちゃんありがとう。またいつか遊ぼうね。

ここだけの話、あきちゃんちは豪邸だった。
玄関だけで、うちのリビングくらいの広さがあったし、トイレはリゾートホテルのスウィート並み。
素敵なリビングで、霜降りの焼肉をご馳走になった。
とってもおいしかった〜。幸せだった〜。まるにもたくさんのお土産をいただいきました。
ごちそうさま〜!そしてありがとうございました〜!

芝生と犬舎の間の金網をひょいっと越えるオテンバあきちゃん。

異母兄弟のミツキちゃん

あきちゃん一家に別れを告げて、一路熊野へ。
楽しい時間はそう長くは続かなかった・・・。
というのも、あきちゃんちを出てすぐ、具合が悪くなってしまったのだ・・・。肩が重くなり、寒気と吐き気がする。
車窓からの眺めは諦めて、とにかく移動の間は寝ていることにした。
17時に今夜の宿熊野川温泉さつきに到着。
楽しみにしていた地鶏のすき焼きも、鶏一切れと豆腐ひと欠けしか、食べられなかった。
宿から体温計を借りて測ってみると、38.0度。宿の方たちはとても親切で、風邪薬や、氷枕も用意してくれた。
おかゆを拵えてくれると言ったけど、とても食べられそうに無いので、お気持ちだけいただき、翌朝の食事もキャンセルした。
とにかく眠って、明日までに元気にならなくっちゃ・・・。

3日目 奈良〜熊野

朝目覚めると、熱は下がっている。昨日よりはだいぶ気分もいい。
と、思ったら、たーちゃんが青い顔で、「なんだか気持ち悪い・・・」。
それでもチェックアウトしないわけには行かず、10時に宿を出発。
熊野本宮大社へ。まるめろだけが元気に階段を駆け上がる。

きゃ〜!まるちゃん、超ひさしぶりぃ!!
会いたかったよ〜!

社労士を目指す親友ユミコの
合格を祈願してお守りを購入

ユミコがいつか合格しますように。
この旅最初で最後のお賽銭、50円を納める

その後、熊野那智大社への道中、
たーちゃんギブアップで、運転手交代。
到着後、たーちゃんを車内に残し、まると2人で参拝。
しかし、さすがに那智の滝まで歩く元気はなく、
那智大社からの眺めるのみで、終了。

那智大社山頂駐車場の端に、熊野古道への入り口を発見。
熊野古道はあちこちにあるのですが、ラッキーなのことに、
ここが一番古道らしい古道らしい(なんのこっちゃ)。
せっかくここまで来たんだから、ちょっとだけでも、
と、たーちゃんが起きて来た。
写真は入り口からすぐのところ。
それでも、こんなに古道っぽい。
また来ようね、と誓い合い、古道滞在10分で終了。

今夜の宿は勝浦観光ホテル
温泉展望風呂と海の幸満載の晩ご飯を堪能する予定だったが、
夕食も朝食もキャンセルし、風呂にも入らず、とにかく眠ることに。
たーちゃん37.6度。私の熱もぶり返していた。

4日目 熊野〜志摩

朝、二人とも熱が下がり、吐き気も治まっている。
今夜は2日ぶりにちゃんとした夕飯にありつけるかも、という期待がふくらむ。
今日は冷たい雨がそぼ降っている。
どこにも寄れそうにないので、とにかく最後の宿檜扇荘へ。

山に入ると、雨は雪になっていた。
ノーマルタイヤでの、雪の山道はドキドキタイムだった。

和歌山でも雪が降るんだ〜、と軽い驚きアリ。
この日、東京でも雪が降っていたようだ。

宿に到着すると、我々の回復を祝福するかのように、
お日さまがさして来た。
宿の桟橋を散歩する。海が青くて気持ちがいい。
お腹もすいてきた。今夜は海の幸を堪能できそうだ。

宿は海に張り出していて、釣りが出来る部屋もあるとか。
ペット可館は残念ながら、海側ではありません。

憧れの舟盛り!!
舟盛りへの感動もさることながら、
健康でおいしく食事がいただけることのありがたさを痛感した二人でした。

5日目 志摩〜我が家

今日はこの旅の最終日。
すてきな海辺の宿に別れを告げて、一路、伊勢神宮へ。
と言っても、お目当ては神社ではなく、その手前のおかげ横丁&おはらい町。
江戸時代の伊勢の町並みを復元したという、江戸情緒たっぷりの町で、買い物をしたり、伊勢うどんを食べたり、散策を楽しんだ。
伊勢神宮は犬は立ち入り禁止だった。入り口に預かり所があるが、そーまでして入りたいとは思わなかったので、入り口の鳥居だけ見た。

その後、鈴鹿で寄り道。サーキットの隣の芝生の公園で遊び、帰路についた。

今回、長旅にもかかわらず、常備薬や保険証などを携帯していなかった。
遠出の時は、もう少し慎重になったほうがいい、と反省。

でも、なぜ二人して具合が悪くなったのか。
実は、出発前夜の25日、実家のクリパに参加した人のほとんどが、ほぼ同じ症状で寝込んでいた、という事実が発覚。
原因は何かはわからないけど、何らか病気の種を、はるばる東京から連れて行っていたようだ。
とにかく、最終日までに二人とも復活できて、本当によかった。
終りよければすべてよし、とはよく言ったもので、振り返ればすべて楽しかったような気がしてくるから不思議なものだ。

この休暇、本当はマレーシアの小さな島へ行くはずだった。
予約が取れなかったため、国内旅行に変更したが、それが幸いし、インドネシアの大地震に巻き込まれなくて済んだ。
旅行中、ちょっと具合が悪くなったぐらい、被災した人たちを思えば、どうってことはない。

熊野には、またいつか行こう。
次回は神々に出会うことができるだろうか。